
今、日本ではワインの消費量が増え続け、かつてないほど人気となっています。
ワインが日々の暮らしに溶け込んでくるにしたがい、ワインを学ぼうとする方も年々増えています。ワインを知り、確実に知識を身に着けると、人生の楽しみ方が変わります。なぜでしょうか?
あなたがワインを学び、そのゴールとして資格を取ることで、少なくとも5つのメリットがあるでしょう。

1.ワインへの視野が広がり、ワイン選びが一層楽しく、よりおいしく飲めるようになります!あなたを見る周囲の目も大きく変わります。
ワインの資格受験の勉強は広範囲にわたります。産地・歴史・品種・醸造法などどれも未知の新鮮な情報ばかりです。いつも何気なく飲んでいるワインの裏側の世界を知ることには、趣味以上の楽しさがあります。そして、ワインショップやレストランで、ワインのラベルやワインリストが解るようになると、ワイン選びの今までの「苦行」が新しい「歓び」に代わります。メニューを決める時のレストランソムリエとのワイン選びも一層楽しくなって、大切なパートナーとのディナーも100倍楽しくなりますね! ワインを選ぶ楽しさも加わって、毎日の食卓の幸せが倍増します。彼女(彼)だけでなく周囲からもあなたを見る目が変わり、必ず一目置かれる存在になれます。
一本のワインのボトルの中には、全ての書物にある以上の哲学が存在する。
ルイ・パスツール
2.大切な方との絆をより深く。
一日の終わりに家族とともに過ごす団欒の夕食。あなたの選んだワインは楽しい会話と豊かなクオリティタイムを提供してくれます。和食にぴったりのワインもたくさんあります。普段の夕食の献立も、ワインの香りが加わることで、ぐっと豪華に変身!ワイン選びが豊かになったあなたならではの楽しいディナータイムを演出できます。
3.新しい出会いのきっかけに。
ワインの不思議な魅力は、人と人との結びつきを深めるだけでなく、新しい出会いも作ってくれます。新しい仲間との楽しいワインパーティーは素敵なパートナーと出会う場でもあります。ワインの知識があれば、初めて会う方とも会話が進みますね。
お肉には赤を、魚には白を。そして恋にはシャンパーニュを
オードリー・ヘップバーン
4.ホーム・パーティーのおもてなしの主役として活躍!
週末、お客様を自宅に招いてのホーム・パーティー。ホストとしての大切なおもてなしにも、しっかりしたワインの知識があれば、季節の旬と合わせた料理とのマッチングや、素材の個性を生かすワイン選びにもう迷うことはありません。お客様にワイン愛好家の方がいらっしゃれば、いつもより楽しい会話が弾みます。 ワインを知ることで、大切な仲間との絆を深め新しい出会いのチャンスがぐっと増えること間違いなしです。パーティが始まったら、まずはシャンパーニュで乾杯!
お酒を飲んでもなお、女性を美しく見せてくれるのはシャンパーニュだけ
ポンパドゥール夫人
5.ますます国際化するビジネスステージでも大きなメリットが!
企業が国際化を進める今、仕事で海外出張や国際会議など国境を越えた仕事は避けられなくなりました。異なる文化間での人間関係を深めるうえでも仕事が終わった後の食事を通じた交流は欠かせません。ビジネスだけでなくお客様と個人的にも親交を厚くすること、それは成功するビジネスの必須の要素です。 そんな時、あなたのワインの知識と資格は役に立つ武器となるに違いありません。今やワインはヨーロッパだけでなく、北米、南米、オーストラリア、アフリカを生産地とする国際商品であり、世界で最も普及しているお酒です。それだけにワインの資格を持っていることは異文化間交流の点でアドバンテージであり、またプレステージとなります。成功するビジネスシーンでも役に立つ資格と言えます。
ワイン講師として活躍の場も! 日本ソムリエ協会(J.S.A)のエキスパート資格を取れば、将来ワイン講師の道も!一定の条件を満たせば、ご自宅で「ワイン検定」を実施することも可能です。趣味を生かして、プライベートワインサロンを開くのも楽しいですね!

ワインの資格というと、「ソムリエ」を思い浮かぶ方がほとんどでしょう。
1995年に田崎信也氏がソムリエ世界一の王座を勝ち取って以来、ワインの資格と言えば「ソムリエ」というイメージが定着しています。
日本では厚生労働省後援の一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A)が、飲食サービス業界で働くサービスのプロフェッショナルのための資格として認定しています。本来はレストラン等でワインの管理と顧客へのサービスを与かるプロフェッショナルを指します。日本では2004年に厚生労働省の「職業分類」に加わったことにより、職業として認知されています。
世界レベルでのワインの資格には、イギリスのWSET® 、アメリカのSWE(Society of Wine Educators)などが有名です。世界で最も権威があり合格難度の高い資格はMW(Master of Wine)で、全世界でわずか311名が合格という超難関資格が存在します。
ワインの資格は多くがテイスティング系(試飲評価)ですが、醸造技術資格の「エノログ」(ワイン醸造技術管理士)なども創設され、飲むだけでなく、ブドウからワインを製造する段階でも世界レベルのワインブームを後押ししています。
ソムリエ資格とは
ワインの資格は、実は公的な資格ではなく任意の団体認定で、最も知られているのは、厚生労働省後援の一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A)認定の「ソムリエ呼称資格」でしょう。
この資格には、受験規格により、ワインアドバイザー資格(酒類販売のための資格)およびワインエキスパート資格(一般ワイン愛好家)、およびそれぞれの上位としてシニア資格があります。「ソムリエ呼称資格」は全国で毎年6,000名以上が受験しますが、合格率30%程度の難易度の高いワインのプロフェッショナルおよびプロ向けのための資格試験と呼んでもいいでしょう。
試験ガイド
一般社団法人日本ソムリエ協会が主催する資格試験で、ワインやアルコール飲料をサービスする「ソムリエ」、酒類製造・販売者向けの「アドバイザー」、20歳以上の一般向けの「エキスパート」の3カテゴリーです。知識を問う一次試験、利き酒(デギュスタシオン)の二次試験があります。一次試験は共通内容、二次試験はカテゴリーにより異なります。

ワイン検定とは
「ワイン検定」は、日本ソムリエ協会が、より一般にワインの知識を普及する目的で、一般愛好家を対象に2012年から実施しています。ソムリエ試験は、いわばプロ向け資格で合格も難易度が高いのに対し、「ワイン検定」はより一般愛好家を拡大することでワイン市場の活性化を狙っているものです。 ワインをもっと楽しみたい、ワインに詳しくなりたいと思っている二十歳以上の成人を対象にしています。
「ワイン検定」は、その難易度により、入門編の「ブロンズクラス」と、その上級の「シルバークラス」にわかれており、ブロンズクラスの合格者のみシルバークラスの検定が受けられます。
検定にあたっては、日本ソムリエ協会が認定するワインエキスパートあるいはシニア・ワインエキスパート資格認定者が、協会主催の認定セミナーを受講した上で「ワイン検定講師」としてそれぞれの試験を実施します。
検定は、試験の前に検定講師による90分の講義の後、筆記のみ実施され、一定の合格基準に達した受験生にその場で認定証(有料任意)で渡されます。 利き酒(デギュスタシオン)は実施されませんが、多くの場合、検定終了後にそれぞれ任意のワイン会を開催するケースが多いようです。
試験ガイド
日程(2015年予定) |
ブロンズクラス:2015年11月14日(土)
シルバークラス:2015年9月5日(土) |
申込先 |
全国各会場の担当講師 (2015年春ワイン専門店 「オペラ」も東京地区にて開催予定!) |
受講・受験料 |
11,000円(テキスト代込み) |
認定料 |
2,000円(合格の場合・任意) |
公式サイト |
ワイン検定 |
日本ワイン検定とは
ここ数年の日本ワインの成長と進化は著しいものがあります。2013年山梨県原産の日本固有のブドウ品種、「甲州」が国際品種として認定され、国際的にも日本ワインの真価と実力が確実に評価されています。
こうした背景から、一般社団法人「日本ワインを愛する会」が2011年から開催しているのが、「日本ワイン検定」です。この検定は日本ワインの認知向上と正しい知識の普及を目指したものです。
検定レベルは以下の3段階となっています。
3級 |
ワイン全般および日本ワインの基礎知識を問う問題。 |
2級 |
ワイン全般および日本ワインの知識および専門知識を問う。 |
1級 |
日本ワインについて高度な専門知識を含む問題を問う。 |
1級と2級は利き酒(デギュスタシオン)実施されます。1級合格者は、日本ワインを啓蒙する役割の「日本ワインマイスター」に認定・登録されます。
なお、試験問題は「日本ワイン検定公式テキスト」より出題され、検定に先立ち事前対策のセミナーも協会により実施されます。
【検定方式】
第1次試験 |
筆記試験 オンライン方式 各級50問 出題範囲 日本ワイン検定公式テキストを中心に出題 |
第2次試験 |
テイスティング 筆記試験通過者を対象に別会場にて後日別途実施 年3回、東京と大阪での実施を予定 |
※1級、2級の2次試験受検者は2次検定当日に満20歳以上であることが受検資格
※3級は2次試験はありません
【検定料(税込)】
※1級、2級の検定料には2次試験の検定料も含まれています。
3級 |
6,000円 |
2級 |
10,000円 |
3級+2級 |
同時受検(同日受検)割引対象 15,000円 |
1級 |
12,000円 |
【合否基準】
1級、2級 |
1次試験(筆記)2次試験(テイスティング)で それぞれ70%以上の正解で合格 |
3級 |
1次試験(筆記試験)の解答70%以上の正解で合格 |
詳細は公式サイトから:
http://www.jp-wine.com/
